第4校時に、リモートによる西条南中人権集会を開催しました。
感染症及び熱中症対策のため、校長室から、各教室へ配信する形をとりました。
集会の直前まで、生徒会役員、人権委員会の皆さんを中心に、入念な準備を行いました。初めての試みなので、うまく配信できるか不安でしたが、なんとか無事、行えました。
本日は「新型コロナウイルス感染症に関する誹謗、中傷などの差別をなくすために、私たちができることを考えよう。」とのテーマにて、全校みんなで考えました。
生徒会長さん中心に、集会が進行していきます。
今回の集会では、3つの質問が出され、その質問を中心に各学級ごとで、意見を出し合いました。
【質問】
(1)あなたが、今、新型コロナウイルスに感染したら、どのようなことを考えますか。
(2)友達の家族がコロナに感染したら、どのような行動をすると思いますか。
(3)誹謗、中傷などの差別をなくすために大切なことはなんですか。
各教室では、みんなが、自分のこととして捉え、熱心に話し合いが行われました。
各クラスで話合った内容については、現在、まとめている段階です。
意見がまとまり次第、どのような内容、意見が出されたか、お知らせいたします。
集会のまとめとして
生徒会より、今回の学びを受けて、提言が出されました。
また先日、愛媛新聞に掲載されたハンセン病元患者、松本さんの記事の紹介がありました。
この記事から、多くのことを学ばせていただきました。
憎むべきは「病気」であって決して「人間」ではない。
これまで私たち南中生は、代々の先輩方のよき伝統を受け、地域課題として、ハンセン病問題に取組んでおります。コロナ禍の今まさに、私たち南中生が、これまでの学びを生かす時であることを、この集会で確認しあいました。
最後に
集会のまとめとして、生徒会執行部の伊藤梓さん、渡部琴花さんが、それぞれ感染症による差別をなくすため、今、自分に何ができるのか考え、意見発表してくれました。2人とも、自分のこととしてとらえ、差別をなくすために行動していく決意であることを堂々と発表してくれました。
初の試みで大変なこともたくさんありました。 集会の途中、何度も、うまく作動しているか確認のため、各教室へ走ってくれました。
生徒会執行部の皆さん、人権委員会の皆さん、集会、お疲れ様でした!
今回の集会を受け、南中生全員が、正しい知識をもち、正しく行動できる人へと成長して参りましょう。
(保護者の皆様へ)
是非とも、今日の学びの様子をお子様から聞き取り、ご家庭でも、話し合ってみてください。