7月8日(火)人権・同和教育校内研修会
2025年7月8日 19時58分本日は人権・同和教育校内研修会を開催し、校外からたくさんの方にご参観いただきました。
1年生道徳 いじめを許さない心「決心」
いじめには加害者、被害者、観衆、傍観者の4つの立場があるとされています。「いじめをしない、させない、ゆるさない」学級・学年づくりを進めるとともに、傍観者にとどまらず、勇気をもっていじめを許さない仲間としてつながっていくことを考えました。
2年生学級活動「黒川温泉拒否事件に学ぶ」
「正しい知識があれば差別は無くなるのか」ホテル支配人として一般客からの差別的な問い合わせに対応するロールプレイを通じて、その答えを考えました。「病気は薬で完全に治っている。」「宿泊を断る理由はない」生徒たちは支配人役の友達を自然と支援し始めました。「正しい知識」は「行動(言葉)に移すこと」で本当の力になることを感じ取っていました。
3年生道徳 差別や偏見のない社会の実現「ある先輩からの手紙」
就職差別によって将来を閉ざされた主人公、改めて前を向いて歩みだそうとするその時「あなたは仲間として何かできるだろうか」を考えました。「正しいことを家族に伝える」「人権啓発劇で取り上げて地域に発信する」「仲間として思いに寄り添い、話をじっくり聞く。一人にしない。ともに戦う。」差別解消に向けて自分にできることを一生懸命考え、心に火を灯しつつある3年生の成長が感じられました。
身近な人権問題が見えにくくなっていると言われます。学校ではそこに光を当て、目を凝らし、その現実から学ぶことを通じて、心の中にある差別心と向き合いながら、人を大切にする感性を育んでいくことを目指しています。今日の研修で学んだことを今後の人権・同和教育に生かしていきます。