【人権・同和教育校内研修会】(愛媛県人権対策協議会西条支部訪問)※12月15日(水)開催しました。
愛媛県人権対策協議会西条支部の方3名、西条市教育委員会より1名をお招きし、人権・同和教育校内研修会を開催しました。
1年1組 村上 太朗先生 「学級活動」
2年2組 行本 咲 先生 「特別の教科 道徳」
3年2組 廣田 和希先生 「特別の教科 道徳」
以上、3名のお若い先生方が授業を公開してくれました。
これまで、熱心に授業準備を進めて参りました。
また、各学年団ごと、授業内容の検討など、協議、研修を深めて参りました。
(1年生の様子)
題材:「又四郎の言葉」
ねらい
〇 又四郎の気持ちに共感し、差別された人々の悲しみを感じ取り、差別を無くすためには、なぜ差別が生まれたかを、正しい知識を身に付けること必要であることに気づく。
〇 又四郎と周麟の言葉から、差別の不合理さに気づき、自分にできることを考えるとともに、差別を許さない態度や心情を育む。
差別解消に向け、自分に何ができるかを真剣に考え、みんな堂々と発表し、差別を許さない心情や態度を高めることができました。
先日ありました「えひめいじめSTOP!デイ」で1年生みんながそれぞれ考えた「いじめSTOP!宣言」が掲載されていました。
(2年生の様子)
題材:「教科書無償闘争」
ねらい
〇 自分たちの運動が正しいと信じ、粘り強く闘い続けた人々の姿を通して、不条理は変えられるということに気づかせ、どのようなことにも強い信念を持って取り組もうとする態度を育てる。
授業のまとめとして、10月に行われた高知県へ現地研修に行った人の、感想や意見が紹介され、より深い考えを持つことができました。
授業を通して、強い意志をもって粘り強く取り組むことの大切さ、そして今後、差別や不条理に直面した時に自分にいったい何ができるかを真剣に、自分のこととして考えることができました。
(3年生の様子)
題材:「ぬくもり」(西条市中学校共通教材)
ねらい
〇 部落差別を自分こととして捉え、差別解消に主体的に取り組む実践力を高める。
3年生はこれまで中学校で学び続けてきた人権学習のまとめとなる授業が行われました。
自分たちで制作した人権啓発劇の取組をはじめ、これまでの学びを想起し、授業が始まりました。
みんな真剣に資料に向き合い、自分事として考えを深めていきました。
差別を自分事として捉え、差別解消への意欲をさらに高め、差別解消の主体者になっていくことをみんなで、確認し合いました。
(各学年ごと研究協議の様子)
それぞれの学年ごと、授業を通しての協議を行いました。
差別解消に向け、みんなが真剣に取組めた授業だったのか、評価していただきました。
ご参観いただいた方より、多くの助言、ご指導をいただきました。
ありがとうございました。
今後も、差別解消に向け、南中一同、学び続けて参ります!!